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CCCD(コピーコントロールCD)を普通の音楽CDに変換する

CCCD(コピーコントロールCD)は、 音楽CDにパソコンでのリッピング(読み取り)及びコピーを妨害する技術を施したディスクの総称。音楽CD (COMPACT DISC - DIGITAL AUDIO) の規格(レッドブック)を逸脱している場合がほとんどで、音楽CDと呼ぶのは不適切。実際には、PCだけではなく、通常の音楽プレーヤーにおいても再生に不具合が生じる可能性がある最悪なCDといえる。そんなCCCDを普通の音楽CDにして、安心して再生できるようにする。

*注意:CCCDは使用する光学ドライブによっては、バックアップできないことがある。以下の方法で「サブチャンネルの解析に失敗しました」みたいなメッセージが出た場合は、バックアップできないものと思われる。あと、CCCDによっては、独自の再生プレイヤーを勝手にインストールされてしまうことがあるので、光学ドライブの設定を自動再生しないようにしておくのがおすすめ。

使用フリーウェア:CD Manipulator

STEP1

CD-RドライブにバックアップしたいCDを入れて、CD Manipulatorを起動する。(Languageは日本語だったらOK)
下のようなボタンをクリック。(上の段の右から2番目のボタン)


下のようなダイアログが表示される。


STEP2

まずコピー元のCDが入っているドライブをダイアログ上部のプルダウンメニューから選択し、次にイメージファイルの名前を指定する。「検索」と書かれたボタンをクリックして適当な名前をつける。CCCDの場合のモード設定は、シングルセッションを選択。

高度な設定にチェックを入れると右に設定が現れる。


「正しいTOCとギャップ情報の取得」、「エラーの無視」、「CDDA読み込みコマンドの自動検出」の3つにチェックを入れる。「音楽トラックの読み込み速度」は最低のx1を選択したほうが無難(ただし、時間がかかる)。時間を短縮したい場合でも、x8より速度は上げないほうがよい。
ここまで設定できたら、「OK」ボタンをクリックすると読み込みが始まるので、100%になるまでじっくり待つ。特にじっくりではなく普通に待ってもよい。


STEP3

読み込みが終了すると書き込み設定が表示される。高度な設定は可能であればすべてにチェックを入れておいて問題ない。テストモードは実際にCD-Rには書き込まないので、通常はOFFにしておく。


OKをクリックすると書き込みが始まる。しばらくすると書き込みが終了し、ディスクが排出される。正常に書き込まれているかどうか確認してみる。

CD-Rへの書き込みはこれで終了。
CCCDを解除した状態になっているので、今まで手持ちのプレイヤーで再生できなかったひとはバックアップCDで再生させてみてくれ。正常に再生できると思う。


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